はじめに
こんにちは。ミヤコです。相変わらず走っています。 先日、大阪国際女子マラソンを走ってきました。この日のために積み重ねてきた時間を思うと、スタートラインに立てたことだけでも特別な気持ちになります。 ですが、レースは想像以上に過酷でした。

とにかく寒く、風の強い一日だった
レースが開催されたのは、1月25日。天気は晴れ。大阪は最高6℃最低1℃、体感では0℃。やはりその通りで寒く、天気はいいのに冷たい強い風が吹いていました。
スタート前から体が冷え、走り出して体温が上がってきても脚の動きが悪い。川沿い、ビル沿いでは前に強風のせいで全く進んでいないと感じる場面も・・・。
気持ちまで削られていくようなレースでした。 「今日は我慢の一日かな」 そう思いながら、淡々と前へ歩を進めました。 とはいえ、前方のエリート選手はMGC選考で日本代表を決めるレースをしており、我々一般ランナー(スーパー一般市民ランナーと呼ばれるそうです)も既定の時間までに通過しなければいけない関門が、かなりきついので(5km地点でスタートから23分、など)、とにかく頑張るしかない!
追いかけ続けた背中
レース中、ずっと目標にしてきた友人が少し前を走っていました。
一昨年、私と同じくらいのタイムをどんどん更新して、昨季に大阪国際女子マラソン出場を決めた彼女。しかも気負わず、思いつめず。 それまで、何が何でもこのレースに出る、とか、必死にならないと叶わないと感じていた大阪国際女子マラソンを一気に身近にしてくれた。
「私もできるかも」、とタイムを更新し、今季、私も大阪国際女子マラソン出場を決めることができたのも、彼女がいたからだと思っています。
そんな、背中を追いかけていた友人をまさにこのレースで、その背中を追いかけて走っていました。ピッタリ後ろではなく、少し後ろで。
マラソン前半は、その背中を追いかける時間。離れないように、ただ必死に。
一緒に行こう!
後半、ペースが落ちているなと感じていました。友人は更にペースが落ちてきたので、私は追いつき、声をかけてしばらく並んで走りました。
「先にいって」と声をかけられたけれど、私もそれ以上はペースを上げられない。
口から出たのは、「一緒に行こう!」の一言でした。そこから私が前にでました。残り5キロはあります。今度は私が引っ張る番。二人で縦に並び、無言で走り続けます。寒さも、風もある、脚も重い。それでもゴールしたい、その思いだけで前に進み続けました。
そして、ゴール会場の長居スタジアムへ入り、二人で両手を掲げてほぼ同時にゴールすることができました。タイムは3時間6分6秒。ベストではなかったけれど、及第点のタイムでした。
あの日の42.195kmが教えてくれたこと
寒くて、風が強くて、苦しい一日でした。でもあのレースには、追いかけた時間も、引っ張った時間もありました。マラソンは、一人で走る競技のようでいて、決して一人では成り立ちません。
あの日の42.195kmは、「支え合う強さ」を教えてくれました。
うまくいく日もあれば、思うようにいかない日もある。それでも目の前の一歩を積み重ねていく。
また、次の挑戦へ。
あの寒い風と、あの一言を胸に、これからも走り続けます。
