【院長コラム】アレルギーについて(花粉症)

こんにちは。院長です(‘◇’)ゞ

突然ですがアレルギーって何なんでしょう?

花粉症、アトピー性皮膚炎、じんましん、喘息、特定の食べ物に対するアレルギーなどなど‥ホントにいろいろです。当院にも多くいらっしゃいます。

え?鍼でアレルギー治せるの??とお思いの方。

ええ、そうなんですよ可能なんです(^_-)-☆ そもそもアレルギーってなんなの?からお話ししますが、これはカラダが

「これいらない…!!」

って判断した物質を何とかして追い出そうとしている反応なんですね。

鼻水や涙や咳で外に追い出そうとしたり、【炎症】というカラダの機能を使って追い出そうとしたりします。

(炎症ってカラダを修復したり、外に追い出すのに必要な機能なんですね。)

鼻水で追い出す??ピンとこない? じゃー花粉を思い浮かべてください。思い浮かべただけで鼻がムズムズする?(笑)花粉ってまーそれはそれは細かい粒子なんですね。目に見えずらいくらい。それが鼻の中の粘膜にとりついた!!カラダは「イヤーーー!かーーふうーーんーーー!!」と反応する。

出て行ってもらいたい!!どうしよう。どうしたらいい?あ!カラダの60%は水分だ!いっぱいある!それじゃ花粉がとりついたとこに集めたれーー

ジョジョジョジョジョジョ~~!!どうだーー!!そのまま外へ流れてしまえーーーー!!

これが花粉症の鼻水ですね。

何で出るか分かりましたでしょ?仕方ないんですね。カラダが何とかしようとした結果なんですから。でも・・・・・・嫌ですよね|д゚)

どうやって治すか。

考え方としては、「花粉(ごとき)で過剰に反応しすぎじゃないか?」ってこと。だって花粉じゃ死なないですよね?つまり、カラダが花粉ごときにビビる状態に弱っているってこと。カラダが弱ってしまって、花粉がとりつく場所の鼻粘膜(鼻の中の皮膚)、喉の粘膜、眼の粘膜の組織が花粉がとりつくと、ワーーーー!!ってなりやすくなってるんです。

さぁ、治療法としては、

☆ 花粉に慣れるカラダを作る。

 ひとつめは、現在病院でも「舌下免疫療法」という治療法があります。これは、花粉を薄めた液体を舌の下の血管が多い部分に垂らして、徐々に慣らしてゆく治療法です。花粉では死なないんだ・・・とカラダに覚えこませる治療法です。そもそも、スギなどの群生地に住む方々が皆、花粉症かというとそうでもない。 皆、幼少期から花粉に慣れているから問題ないことを体が覚えているのですね。

 これでダメな場合は、当院でも行っている鍼灸治療を試してみましょうか。

さぁ、鍼灸治療がどう花粉症を治すのでしょう??

1. まずは、弱っているカラダを何とかしましょう。 だって弱っているから始まった場合がほとんどです。花粉症やアレルギーをお持ちの方は気づいていますか?疲れているときって症状が強まるんですよ。

2. そして、弱っている「部分」を強化しましょう。 どこが弱っているのか?それは上記でも触れましたが「粘膜」です。鼻粘膜、眼の粘膜、喉の粘膜など、ここらには実は炎症を引き起こすきっかけを作る【脂肪細胞】というものが多く存在します。

 あ、脂肪細胞っていっても太っているからとかじゃなくて、そういう名前です。【マスト細胞】とも言います。これらが鼻や眼や喉にいっぱいいるんですね。その粘膜部分を強化するんです。教育するといってもいい。

カラダの状態を良くして(ざっくりいうと疲労を取り去って)しかも、アレルギーの起きている部分(粘膜)を何とかする。

これが、鍼灸治療の花粉症治療です。

ん?まだピンとこない?(笑)ですよね。疲れをとるまでは分かりやすいでしょ?粘膜を強化するって?どうやって?ってことですよね。

さぁ、ここで登場するのが東洋医学です。

五臓六腑って聞いたことありますよね?内臓のことです。

五臓は、「肝臓、心臓、脾臓、肺、腎臓」のこと。

六腑は、「胆のう、小腸、胃、大腸、膀胱」です。(あれ?六腑なのに5個しかない?それはまた今度。。)昔の人は凄いです。五臓六腑それぞれに効果のある経穴(ツボ)をながーーーいながい歴史の中で探して後世の我々に残し伝えてくれました。

きっといろいろ試したんでしょうね。。きっと失敗もあったでしょうね。。怖い怖い。。でも、今は効果のあるものだけ残っているんですね。その中で、実は粘膜の治療に関係深いのが「脾臓」なんですね。東洋医学では。ここを重点的に治療します。

方法は、鍼や灸です。

大丈夫ですよ、当院の患者さん、鍼初めての方多いですけど、ダメだった人はほとんどいません。怖すぎて鍼やる前にNGという方はいます。けど、その場合は、無理にやったりはしません。治療としては難しくなっちゃいますけどね。

ま、お任せください(^_-)-☆

今度は、病院でも難しいアレルギーについての話をしますね。

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