【ツボの話】「太衝」感情を整える、万能のツボ


「太衝」肝臓の経穴

こんにちは。松戸市松戸新田徒歩2分、岩島鍼灸院の岩島です。

今日ご紹介するツボは「太衝(たいしょう)」。

東洋医学の世界では、「気・血・津液」の流れが健康に大きく関わっていると考えますが、その流れを整える上で、この「太衝」は非常に重要な働きをしてくれるツボです。


■ 太衝ってどこにあるの?

太衝は、足の甲にあるツボです。 足の親指と人差し指の骨が交わる部分、その交点の少し手前(足首寄り)にあります。

指で押すと少しへこんで、ズーンと響くような感覚があるかもしれません。それが「太衝」です。


■ どんなときに使うの?

太衝は、肝の経絡に属するツボで、「肝の要穴」と言われるほど大事な場所。

肝は「血を貯蔵する」「感情のコントロールをする」「気の流れをスムーズにする」などの働きを担っているため、太衝は主にこんなときに効果を発揮します。

  • イライラ、怒りっぽい
  • ストレスが溜まっている
  • 生理前の不調(PMS)
  • 頭痛やめまい
  • 胃の不快感、食欲不振
  • 眠れない、不安感がある
  • 目の疲れ

実はこのツボ、「感情のデトックス」にとても良いんです。

日々の生活の中で、怒りや焦り、不安などを溜め込んでいると、身体も心もギューッと固まってしまいますよね。そんな時、この太衝をやさしく押してあげると、じわ〜っと気が流れ始め、スッと気持ちが落ち着いてきます。


■ おすすめの押し方

  1. 座った姿勢で、片足をもう一方の太ももの上にのせる
  2. 親指で太衝をゆっくり押す(3〜5秒かけて押して、ゆっくり離す)
  3. 左右交互に3〜5回ずつ

※あまり強く押しすぎないように注意してください。気持ち良いくらいの強さでOKです。


■ 院長からひとこと

実は私自身、講師時代や開業時代に、責任の重さやストレスで頭がパンパンになることがありました。その時に支えてくれたのが「太衝」でした。

もちろん、臨床でもよく使うツボです。 感情がうまく整理できない時、うまく眠れない時、生理前に不調が強くなる時…。太衝はその人の「気の滞り」にやさしく寄り添ってくれるツボです。

たかがツボ、されどツボ。 日々のセルフケアに、ぜひ「太衝」を取り入れてみてくださいね。


次回も、東洋医学の面白さや、あなたの心と身体がちょっと軽くなるお話をお届けします。

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