イライラ肝実ジェイソンさん

ホラー映画好きのトシ先生が、独断と偏見で診断と鑑別をした「ホラー映画で学ぶ東洋医学」シリーズ。第一回、第二回とジャパニーズホラーを題材にしましたので、第三回は「13日の金曜日」から。そう「ジェイソンさん」です。

今回は海外ホラーの第一人者と言ってもいい彼の鑑別をしていきましょう。

ジェイソンさんは、怒りやすく、息が荒い。心拍も激しいかもしれません。(雷の影響かな?)見た目の感じだと「肝実」のように見えますね。

ちなみに一作目のジェイソンさんは、男性ではありません。女性の更年期も「肝実」が原因となることは多く、肝は情志(感情)の調整にも影響するので、イライラ、怒りやすいなども起こります。

肝は血液に影響するので、「血が昇る」た「血気盛ん」などは『肝』に繋がります。

ジェイソンさんは、死んだ原因にもなる男女のカップルが嫌いなので、目撃するとすぐにカッとなってしまいますね。

治療としたら、まず「肝実」の治療です。

ジェイソンさんは症状も長いので(一作目が1980年公開)「肝実(肝気鬱滞)」 ⇒ 「肝火」や「肝陽」と進んでしまっていそうなので、治すには時間がかかりそうです。

宇宙にまで行っているので、はっきり時代はわかりませんが。東洋医学でも、軽い症状は放っておくと重い症状に進行していきます。中々治らないから鍼治療、と思うと鍼治療にも時間はかかります。

みなさんもジェイソンさんになる前に、病院、薬の選択肢に鍼治療も加えて考えて頂けると良いですね。

タイトルとURLをコピーしました