うなぎのかば焼きを食べ、灸(きゅう)を据える

今年の土用の丑の日は7/30(日)ですね。皆さん、土用の丑の日の風習「うなぎのかば焼きを食べ、灸(きゅう)を据える」ことはご存知ですか?

土用とは、「土の気が盛んになり、事を用いる」季節の変わり目を指し、「土旺用事」が省略されて「土用」と変わったそうです。昔から季節の変わり目は気候の変化で体調を崩し、胃腸の不調を招く。その為「精の付く」ものを食べて、負けない体にしようと言われていたそうです。

鍼灸でも「土用」の季節の変わり目は体調を崩すので、灸を据えると良いと言われていて、岩島治療院では「胃」の経絡「胃の気」を鍼やお灸で整えています。

胃腸は「自律神経」による支配を受けていて、「胃の気」を整える事で自律神経の不調を整える処置をしています。

ウナギは平賀源内が困ったウナギ屋の為に宣伝したそうですが、場合によっては「旬」の食べ物で調子を整えるのも方法です。今年は「うなぎのかば焼きを食べ、灸(きゅう)を据える風習」を。ウナギを食べながらお灸を足のスネに据えてみたらいかがでしょう?

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