炭水化物って何? お米?パン?
炭水化物 = 糖質
と思ってはいるけど、
なんで炭と水の化合物?
改めて聞かれると、よく分からない。
別に炭は関係ありません。
化合式に「C」と「H」が入っているから、
単純に日本語訳が「炭水化物」となっているんです。
実際は「糖質」と「食物繊維」の合わさったもので、
植物に多く含まれていると言われています。
なので、米、小麦、芋などなど穀物が挙げられているんですね。
体内合成できないので、食事から取るしかないのに、
流行りに乗って簡単に低糖質ダイエットなどしていませんか?
確かに高血糖など、病的に糖質が高い人は食事療法として、
運動選手は競技数日前に減らして、数日前に大量に摂取して、
体内のグリコーゲン(糖のエネルギーの形)の量を増やす
カーボローディングなどしますが、
一般的な方がダイエットとして低糖質をするのはオススメしません。
運動する人は低血糖の危険が、
運動しない人は使わない筋肉が分解されて筋力低下に繋がります。
では、なぜ糖質 = 太る になったのでしょう?
脂質の回でも説明しましたが、
中性脂肪は、「糖質と脂質」や「アルコールと脂質」が結びついて出来上がります。
焼肉と大盛の白いご飯・・美味しいですよね?
大量にお酒を飲んだ後のラーメン・・美味しいですよね?
たっぷり砂糖やバターの使われたショートケーキ・・美味しいですよね?
炭水化物、糖質だけが悪いのではなく、
甘味 = 糖質 ではなく
一番は「食べ過ぎ」と「組み合わせ」です。
例えば、
運動30分前のオニギリは、最大筋力を発揮するのに最適です。
事務作業中の焼き芋(バターは不可)や果物(果糖)は
脳の栄養にもなり活性化します。
因みに、果糖も糖質なので、リンゴパイは太りずらいなどはありません。
なので、思考停止で何でも低糖質!とするのではなく、
自分は何をどれぐらい摂取したかな?と
食事を見直して、美味しく炭水化物を取ることが重要です。