「鍼灸師100人いたら100通り違う」と言われる業界において
こんにちは。岩島鍼灸院の岩島信吾です。
日々、さまざまな症状を抱えて来院される患者さんと向き合う中で、「もっと早く来ればよかった」「最初に選んだ治療院が合わなかった」という声をよく耳にします。
今回は、「治療院選びで後悔しないために」そして「良い治療とは何か」について、僕なりの考えを書いてみたいと思います。
■ 治療技術の高さは「絶対条件」ではない?
もちろん、技術は大事です。
でも実は、「技術が高ければ誰でも良い」というわけではないんです。
僕自身も、これまでさまざまな流派の治療法を学び、経験を積んできました。長野式という流派では講師も務めていましたし、症例検討会を主催して技術の向上に努めてきました。
けれど、どんなに素晴らしい技術をもっていても、「この先生に診てもらいたい」と思えなければ、治療の効果は半減する。
治療って、信頼関係の上に成り立つものだからです。
■ 「治してくれる人」より「一緒に歩んでくれる人」を
当院では、「痛みを取ること」だけを目標にしていません。
痛みが取れたら、あなたは何がしたいですか?
そこを大事にしたいんです。
治療は、あくまで人生をよりよく生きるための手段。
だからこそ、治療者は「ただ治す人」ではなく、「その人の人生に寄り添い、伴走する人」であるべきだと思っています。
■ こういう治療院には注意してほしい
では、治療院選びで後悔しないために、どんなポイントを見ておくと良いでしょうか?
僕なりの視点を挙げてみます。
- 「○○の症状にはこのツボ!」と機械的な説明しかない
- カルテの内容を治療に活かしていない(毎回同じ治療)
- 症状の背景や生活習慣に目を向けない
- 施術者の話ばかりで、患者の話を聴かない
もちろん合う・合わないは人それぞれですが、「本当にあなたの人生を見てくれるかどうか?」が大きな鍵になると思います。
■ 良い治療とは「希望を見せてくれるもの」
僕は思うんです。
良い治療って、「希望を見せてくれるもの」じゃないかと。
痛みや不調があって、気持ちも落ち込みやすいときに、
「あなたは良くなりますよ」「大丈夫、一緒にやっていきましょう」と言ってくれる人がいるだけで、回復力はぐっと高まる。
治療院は、ただ不調を整える場所ではなく、未来への第一歩を踏み出す場所であってほしい。
■ 最後に
治療院選びは、あなたの人生を左右する大事な選択です。
僕も、自分が患者だったらどんな先生に診てもらいたいか、いつも自問しながら治療にあたっています。
あなたが、納得のいく治療と出会えますように。
そして、あなたの人生がより豊かに彩られていきますように。
そのお手伝いができたら、これ以上の喜びはありません。